意外と知らない、「あえて」個人塾を選ぶ理由
かくいう明声舎も立派な(?)個人塾ではあるのですが、
大手塾=きっちりしてそう、情報が多そう、通ってる人が多いから安心
などのイメージから、個人塾はあまり積極的に選ばれにくいかなと思います。
そこで!
複数の大手塾に勤務し、そこそこ裏側なども知ったうえで、
そこから導き出される
「あえて」個人塾を選ぶ理由をお話しします。
その理由とは
「全教科、同じ先生に卒塾するまで指導してもらえる」
ということです。
「…ふーん、それで?」
という声が聞こえてきそうですが、実はこれ、大手塾では
かなり難しいことなのです。
大手塾では教科によって担当する先生が違うのが普通です。
どの教科も指導力抜群の先生ばかりなら問題ありませんが、
指導力に乏しい先生だったなら…。
特にそれが苦手教科だととてもツライことになります。
また当たり前ですが、先生たちは自身が担当する教科の成績を上げようとします。
もちろん「伸ばしてあげたい!」という先生としての熱意があり、
生徒支持がその先生の評価(給与など)につながるという事実もあります。
それぞれの先生が多くの宿題を課し、呼び出しをし、その教科の勉強時間を取らせようとします。
このこと自体は悪いことではありません。ただ、
その生徒にとってのベストな教科バランスではないこともあります。
ニガテ教科があるのに、それに時間をかけられない、なんてことも起こりえます。
この問題を解決できるのが個人塾のメリットです。
個人塾では基本的に塾長が全授業を担当しますので、
指導力があれば、どの教科も同じ質の授業を受けられます。
また、教科間のバランスをとることもできます。
得意科目をとことん伸ばすより、
いかにニガテ科目をつくらないかを求められる
公立高校入試にはピッタリなのです。
加えて、大手塾の先生にはサラリーマンであるがゆえの
異動があります。
優秀な先生は大規模校へのステップアップや
傾いた教室の立て直しなど
異動がそこそこ頻繁にあります。
優秀な先生はもちろん生徒にも人気があるので、
受験学年になって突然異動、途方に暮れる、なんてことも珍しくありません。
このあたりは大学生アルバイトが指導することが多い
個別指導にも当てはまります。
ずっと指導してもらっていた先生が、
卒業や大学の実習が忙しくなっていなくなる、というパターンです。
もちろん、個人塾ならそんな心配はありません。
よっぽどのことがない限り、
受験を迎えるまで同じ先生が担当します。
ここまでお読みいただいた方には
個人塾のよさが少しおわかりいただけたかと思います。
同じ先生が変わることなく、担当する安心感ですね。
しかしながら個人塾のよさは、
一歩間違えればそのままデメリットになります。
それはつまり、
塾長と合わなければ地獄(泣)
ということです。
授業は常に同じ先生
異動は100%なし
卒業までずっと顔を突き合わせる
大変です(笑)
ですので、
個人塾を検討される場合は
体験に必ず行っていただき、塾長先生がどのような人間かを
確かめることを強くオススメします。
もちろん、明声舎でも体験はいつでもお受けしております。
お気軽にお問合せください!