授業の時間を減らしたい。
誤解を招きそうな表現ですが、
ここで言う授業の時間とは
「生徒が黙って先生の話をただ聞く時間」
を指します。
まず、「授業を聞くこと=成績向上!」ではありません。
授業を聞いて理解したことは、
自分の手を動かして練習して初めて「できる」ようになります。
スポーツや芸術の世界においては、
どんな名指導者に教わったとしても、自身が努力しないと
上達しないことは当たり前だと思いますが、
勉強の世界でも全く同じこと言えます。
現状でも、生徒たちが塾にいる時間の80%以上は
自分で問題を解く時間にしています。
ぼんやりしている時間は皆無です。
しかしより短くわかりやすく伝えることができれば
生徒が手を動かす時間をさらに増やすことができ、
さらなる成績向上につながります。
駆け出しの頃は「先生の授業、わかりやすい!」
とか言われて自己満足に浸っていましたが…
それがそのまま生徒の成績向上につながらないことを
すぐに思い知ることになりました。
生徒がどれだけ塾で手を動かしているか…
よい塾かどうかを見極める一つの要素ではないか、と思います。