新年度を迎えるにあたって
いよいと来週から新年度がスタートします。
新型コロナウイルスの状況ではまだどうなるかはわかりませんが、
子どもたちにとっては学校に通える喜びを再認識したのではないでしょうか。
また保護者の方にとっては、いつも以上にお子様と接する時間が増えるものですから、
学習状況をより具体的に認識された期間でもあったと思います。
「うちの子、○○が全然できていない…」
「放っておいたらずっと勉強しないで遊んでる…」
「もう勉強しなさいって叱るのに疲れた…」
というお気持ちの保護者の方は非常に多くいらっしゃいます。
そして「何から手をつけたらいいのか…」というお悩みも。。
成長のヒントは、日本の芸事の修行過程である「守破離」にあると明声舎は考えます。
修行に際しては、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守」り、そこから改善や改良をしてその型を「破」り、やがて新しいものを創り「離」れていく…という成長のプロセスを指します。
学習に関しても全く同じことが言えます。
学習習慣が全くついていない生徒に、自主性にまかせても成功するわけがありません。まずは強制的に机に座らせ勉強時間を取り、それが守れるようになってはじめて、自主性にまかせた学習ができるようになります。
例えば英語がニガテな生徒であれば、自分でなんとかがんばりなさいではなく、必要な知識を覚えるまで指導してもらい、それが定着するから自分なりに効率よく勉強していくことができるのです。
今の自分がどのステージにいるのか、次のステージにいつステップアップできるかは自分ではなかなか判断しにくいと思いますので、
学校の先生やお通いの塾の先生に聞いてみてください。
明声舎でも、小学校受験から大学受験まで指導したスタッフが常駐しておりますので、
今後の受験の変化をみすえ、それぞれの学年で身につけておきたい力を
楽しく、ときには厳しく指導してまいります。