「自信がある」とは
受験生たちにとって、選抜Ⅱまであと約1ヵ月。
また中1、2年生にとっても学年末テストまで約2週間です。
よく、テストの結果は学力だけでは決まらないと言われます。
「人間力7分で学力3分」と仰る方もおられるようですが、
私はこれまで関わってきた生徒たちを思い返すと
「学力半分、当日の気持が半分」と感じます。
当日の気持とは「どれだけ自信をもって受験にのぞめるか」ということで、
それは「自分は絶対に受かる!!!」という前のめりな姿勢ではなく、
「やるべきことはやったから」と自然に思えるような姿勢のことです。
つまりは「自信がある」とは、
「自」分を
「信」じる根拠
「が」確かに
「ある」
ということであり、その根拠というのは他人から与えてもらうものではありません。
いくら周りの人間が「よくがんばった」と言っても、
本人がそう感じていなければ意味がありません。
確かな根拠となるには、やはりそれ相応の「量」を積み重ねることです。
「毎日●時間以上勉強した」
「過去問5年分を3周した」
など、圧倒的な学習量が自分自身を納得させる確かな根拠になるのです。
テスト当日、生徒たちの心の支えとなるのは、自分自身が積み重ねてきた努力のみです。
どれだけ大人が横についていたくても、それはかないません。
ならば、生徒たちがしっかり学習量を積めるような環境をつくること。
自分自身が納得できるまで勉強できるようサポートすること。
それが我々が子供たちにできる、何よりの支援なのだと思います。