ノブレス・オブリージュという考え方

詳しい意味は検索いただければすぐに出てくるのでこちらでは割愛します。

塾の先生を長い間やっていると、以下のような質問をされることが

ときどきあります。

「せんせー、なんで勉強しないといけないの?」

「だって日本から出る気ないから英語も使わんし」

「数学なんて普段の生活で使わんし」

答えはいくつかあるのですが、

ノブレス・オブリージュの話をすることがあります。

「世のため人のために、努力し自分を磨くんだよ」

「自身の能力が上がれば上がったぶんだけ、多くの人の力になることができる。助けることができる」

「そうしてキミがよい影響を与えた人が、それをまた他の人に伝えていく」

「そうやって、世界をよりよい方向に変えていくことができる」

「だからキミの努力は、キミだけのものじゃなくて、世界の人々をよくするための努力なんだよ」

「そして、何不自由なく学校に通え、塾まで行ける、恵まれた環境にいるキミたちが果たすべき役割、義務でもあるんだ」

将来就職するとき苦労しないため。

なんかより、よっぽど夢のある答えだとは思うのですが、

ポカーンとされることもあり、このご時世、子どもにはなかなか伝わらないのかなー

なんて思っていましたが……

鬼滅の刃の最新映画が大ヒットしております。

その映画の主人公(あえて主人公)である煉獄さんの生き様は、

まさにノブレス・オブリージュだと思うのです。

これからは煉獄さんを引き合いに出した方が生徒たちには伝わるかもしれませんね。

しかしまぁ、それにしても、いい映画でした!←これが言いたかった(笑)