成績アップ↑のための3要素

はやいもので10月に入りました。

この秋、何が何でも成績アップを目指したい生徒は、少なからずいると思います。

小学生との違いに戸惑う中1生。

部活に遊びに熱中しすぎた中2生。

そして受験を控えた中3生。

成績アップの度合いは、3つの要素のかけ算で決まります。

A(量)×B(質)×C(才)=成績アップ!

まず「C(才)」について。

才能といいますか、「地頭がいい」なんて言い方をされることもあります。

これまで多くの生徒を指導してきて、この部分がみんな平等、とはさすがに言えません。

生徒によってそれぞれ違いがあることは事実です。

しかしながら、大きく違う、ものでもありません。

違ったとしても微々たるもの。

稀に大きく違う生徒もいますが、そんな生徒は普通、ライバルにはなりえません。

少なくとも、その生徒より上の成績を取らないと合格できない、なんてことはありません。

放っておいても勝手に合格しています。

どんなときでもライバルは自身と同じくらいの「C(才)」の生徒ですので、

特に気にしなくてかまいません。

続いて「B(質)」

勉強の質の部分で、

集中してやったとか、効率的に要領よくやったとか、そういう部分です。

生徒がよく大人から言いつけられるところでもあります。

「もっと要領よく勉強すればいいのに」と保護者からよく言われると、生徒から相談を受けることもあります。

しかしながら、逆に大人でも、質の高い勉強を「具体的にどのようにするか」を答えられる人はそう多くいません。

集中してやりなさい←どうすれば集中できるのか。

要領よく勉強する←どうすれば要領よく勉強したことになるのか。

逆に生徒が問い返すと、口ごもる方もまぁまぁいらっしゃいます。

さて、ここまで成績アップの3要素として

「B(質)」「C(才)」についてご説明してきましたが、

この二つの共通点、それは

「自分で今すぐどうにもできない」ということです。

バリバリ集中できる人間に今すぐなれないですし、

今日からすぐに最高に要領よく勉強することはできないですし、

ましてや地頭の改善(?)もこの瞬間からすることはできません。

自分の意識で変えられること、それは

「A(量)」だけなのです。

ですから明声舎ではまず、徹底的に「勉強量」を確保します。

それだけが唯一、確実に、今日から、自分の意志で変えられることだからです。

もちろん自主性にまかせるだけではなく、

「強制的に勉強量」を増やしていくことも、生徒によっては必要になります。

そして十分な「A(量)」を確保することが、

「B(質)」の向上につながります。

このあたりはスポーツや音楽と同じではないでしょうか。

圧倒的な練習量があってはじめて、自分自身の効率的な体の動かし方がわかってくるものです。

勉強も同じ。

量と質の両方を追い求めるのではなく、

まず量をこなすことが、質を向上させるための土台になるのです。

この秋、どうしても成績を伸ばしたい人。

まずは勉強「量」を積み重ねていきましょう。

明声舎では、そんながんばりたい生徒を

「勉強できる環境」をもって、サポートしていきます!