いま、やるべきこと。
分散登校も始まり、少しずつ日常を取り戻してきています。
やっと友だちと直接会話できる喜びからか、
道を歩く小中学生の顔も、これまで以上に晴れやかに見えます。
しかしながら、過ぎ去った時間は取り戻せません。
この休校期間に学習するはずだった範囲は、自分自身で学習を進めることが求められ、
その後、どのようなフォローがあるのか、具体的な流れはまだ見えません。
文部科学省からは、
『今後の入試において、出題範囲や内容、出願方法で不利にならないよう、適切に工夫する』
ことを各自治体に通知していますが、
こちらも具体的な内容はわからず、
「入試の出題範囲がせまくなるの?」
「範囲がせまくなれば難度が上がる?」
「となると、既習範囲で苦手科目や単元があると致命的??」
などと、さまざま想定することができます。
先が見えないからこそ、中学生がいまやるべきことは
①休校期間でやるべきだった内容をきちんと学習する
→特に英語と数学は途中でつまづいてしまうと後にその影響がずっと残り、かつ自学が難しい教科です。理解できないところはしっかり質問し、放っておかないこと。
②苦手単元はできるだけ解消しておく
→先に進まないのであれば、過去を振り返って弱点を補強する時間にする。
③勉強する習慣をつけておく
→一番大切。勉強する習慣は定着するまでに時間がかかり、消えるのは一瞬です。睡眠時間確保も含めて、生活習慣が乱れている人は要注意です。「生活習慣の乱れ=学力の乱れ」は常に成り立ちます。
どんな状況になろうとも、コツコツと継続し、努力して積み上げたモノは裏切りません。
明声舎ではこの3点を柱に、今後も指導を継続してまいります。