忘れっぽいから伸びない、は大間違い。
「自分の脳みそが『アホ』ときちんと認識できた人から成績は伸びていきます」
「自分の脳みそは『アホ』だから、
できなくなってるかもだから、
一度やった問題でも繰り返しやろう。
忘れてるかもしれないから、
何回もチェックしよう。
つまり人間は忘れる生き物という前提で
勉強ができるかどうかが大切です」
「逆にこれを自覚できていない人は成績が伸びない。
一度やったら繰り返さない見直さない。
そんなに自分の脳みそに自信があるのかと思いきや、
点数が取れないと『頭悪いんで』とか言うんですよね…。
よくわかりませんね」
「一度やったことを忘れるのは、恥ずかしいことではありません。
むしろ人間なんだから当たり前です。
大切なのは、そのことを素直に受け入れて
地道に復習を続けることなのです」
勉強の仕方、というテーマで生徒たちによくする話です。
もちろん、この話もしばらくすると忘れてくれます(笑)
こうした観点から、
明声舎では復習の時間を多く取った指導をしています。
小学生では現学年から1~2学年下の漢字テストや計算練習、
中学生でも、前学年の知識の確認、前回の定期テスト範囲の問題を
タイミングをみて解き直しています。
関連して、
「現学年よりドンドン先取り、後ろなんて振り返らないぜ」学習法で、
思ったように成果が上がらない、という話をたまに聞きます。
原因の一つはココにあったりもします。
「2~3学年上のことをやってるのになんで…?」
ということですが、答えとしては
「やったこと、忘れてるからです。復習していないなら当然だと思います」